awahadaブログ~泡風呂~

関東在住の20代後半主婦です。子育てに関する知識、子育てで経験したことなどをまとめています。少しでも子育てママさんのお役に立てれば幸せです。

ニューロンとシナプスの話

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母と子


教育については母親になると誰もが考えることですよね。

私も妊娠中に子供の教育ってどうしたらいいんだろうと思い、色々調べました。

「三つ子の魂百まで」と言うけど、実際それってどういうことなんだろう?

赤ちゃんに教育なんてまだ早いよね?

まんまり早く教育なんて、教育ママって言われそう。

などなど、人によって思うことはたくさんあると思います。

そんな中、教育より先に理解しておいたほうがいい脳の構造があることを知りました。

それについて今日はお話ししようと思います。

 

脳の基礎を作るもの

 まずこの話の要であるニューロンシナプスの説明をします。

ニューロン

ほかの細胞に情報を伝達する神経細胞のことです。

生まれた時点で大人と同じ量を保有していますが、誕生と同時に大量に死滅していきます。

生後1年で20~80%になり、その後増えることはなく減り続けます。

 

死滅するからと心配することはありません。

ニューロンは刺激を与えると軸索がどんどんのびていきます。

その伸びた軸索が結合することで成長していきます。

結合が強いほど消滅しにくくなります。

逆に使わないと消滅します。

シナプス

ニューロンニューロンをつなぐ繋ぎ目のことです。

ニューロンとは逆に誕生後急速に形成されていきます。

このシナプスが多いほどたくさんのニューロンを繋ぐことができます。

そしてこのシナプスが大量に作られる時期があります。

 

シナプスが作られる時期

脳の伝達の要であるシナプス

誕生~1歳までが一生で一番形成されます。

次いで、1歳~3歳までが0歳の比ではありませんが大量に形成されます。

そして3歳~6歳で形成のピークが終わります。

その後使わなかったシナプスが急速に消滅していき

中学卒業の頃には大人と同じ密度になり、以後ゆっくりと減少していきます。

 

 シナプス伝達回路

上で述べた通りシナプスは6歳まで増え続けます。

そして6歳までに色々な伝達回路が完成していきます。

 

誕生から8か月まではひたすら伝達回路が作られている時期です。

 

9か月頃から刺激されなかった伝達回路が消されていきます。

この頃消される伝達回路に「猿の顔を見分ける能力」があるそうです。

9か月までの赤ちゃんは猿一匹一匹の顔を全部見分けることができるんですね。

でも9か月だと目がよく見えてないので意味がないですね。

こういう能力が消えていきます。

 

10か月から18か月はシナプス伝達回路が増強されていく時期です。

この時期に指先を使うなどたくさん刺激してあげてください。

喜びの感情に多く接していると前向きになる回路がつくられます。

笑顔で優しく接し、なるべく恐怖を与えずないようにしましょう。

 

2歳になるとあらゆるシナプス伝達回路が完成しはじめます。

言葉の習得が増えてくる時期です。

言葉の習得は女の子の方が覚えが早いとされています。

これは女性ホルモンの影響があります。

 

3歳になると約80%のシナプス伝達回路が完成します。

自分と他人をしっかり区別できるようになり

羞恥心が発達します。

この時期になると他人にものを貸せるようになります。

 

6歳になると脳の重さが成人とほぼ同じになります。

約90%のシナプス伝達回路が完成します。

 

そして12歳で脳が完成します。

 

それぞれの回路は完成した後、経験によって能力を伸ばします。

これも6歳までが爆発的に伸びる時期です。

完成した回路も使わなければだんだん消滅していきます。

三つ子の魂百まで

さて、これまで脳の伝達回路についてお話しました。

ここまででわかるように

誕生から3歳までに脳の80%が完成してしまいます。

そしてこの80%のなかには感受性という能力が含まれています

この感受性という能力は心を通わせる「コミュニケーション力」のことです。

この能力を伸ばすのは回路が完成してしまう3歳までです!

これが三つ子の魂百までと言われる由縁です。

 

感受性の育て方

この感受性を育てることは難しいことではありません。

一番大切なのはスキンシップです。

 

抱きしめて安心感を与えてあげる

話しかけて言語能力を高めてあげる

笑顔で接して喜びをあたえてあげる

 

優しい愛情をたくさん与えてあげることで感受性は育ちます。

 

もちろん3歳を超えても経験で感受性は育ちます。

いくつになっても抱きしめて安心感を与えてあげましょう。

 

3歳になるまでの子供との関わり方

3歳になるまでの子供の脳は一生のうちで一番成長する時期です。

どのように関わってあげると能力を最大に伸ばしてあげられるのでしょう?

 

この時期の子供にとっては

一番身近なお父さんとお母さんが世界の全てです。

 

両親の一挙手一投足をしっかり見て真似します。

ですので親はなるべく真似されてもいい言葉遣いや態度を心がけたほうがいいです。

 

親が怒りに任せて机を叩いたら、机を叩く子になります。

親が物を乱暴に扱えば、物を乱暴に扱う子になります。

マイナスな発言ばかりしていたら、主体性のない子になります。

 

もちろん絶対にそうなるワケではないですが

子供にとって親が全てだということを忘れないようにしたいですね。

 

ですので、この時期は

とにかく優しい言葉、優しいスキンシップを心がけることをおススメします。

 

「愛してるよ、大好きだよ」という言葉は何回言ってもいいです。

頭をたくさん撫でて、たくさん抱っこして、たくさん言葉をかけてあげましょう。

 

安心感は前向きになる伝達回路を育ててくれます。

 

終わりに

脳がどのように成長するか、というのを知っていると

その時々に合った言葉かけや対応をしてあげられます。

 

 

その子の一生の基礎作りを楽しく正しくやってあげてください。